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歯周病Periodontal
歯周病ってどんな病気？？Periodontal
歯周病は歯を支えている周りの歯茎や
顎の骨が破壊されていく病気です。
日本では、患者さんが歯を失う原因の約70％が歯周病といわれています。若い方に生じることもありますが、30歳以上の方の約80％が歯周病の予備軍、実際に歯周病になっているといわれています。生活習慣病であり全身の健康に様々な影響を与える可能性がありますが、強く痛むといった症状がないままに悪化する病気です。気づいたときにはかなり悪化していて重篤な状態まで進むと歯が抜け落ちてしまうリスクもあります。
歯周病が原因で心臓病、糖尿病、肺炎、さらには早産等の原因にもなるといわれております。ちょっと歯茎が腫れていると思って放置してしまうと大変な状況になることがあります。
歯周病になりやすい方って？
歯周病に影響するの要素が大きく3つあります。
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正しく歯磨きができていない
歯周病の細菌が歯茎に留まってしまいます。
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たばこの習慣
たばこの習慣がある方はよりリスクが増します。
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よく噛まずに食べる
噛むことによってお口の中が綺麗になると言われています。噛むことによって唾液もでてきて洗い流してくれます。
歯周病の進行の仕方は？
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進行段階1 歯肉炎
歯茎の先が赤く腫れ上がっている状態です。歯ブラシをすると軽度の痛みがあったり、血がにじむことがあります。
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進行段階2 軽度歯周病
歯茎がやや下がってきて、赤く腫れ上がっている状態です。歯ブラシをするとの痛みがあったり、血が多くにじむことがあります。
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進行段階3 中等度の歯周病
冷たいお水などで歯の神経にするどい痛みが出ることがあります。
歯の根の表面にむし歯ができてきます。 
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進行段階4 重度歯周病
歯ブラシをするだけでも非常に強い痛みが出ることがあります。
歯の表面はむし歯が進行しやすいのでむし歯が神経を刺激しすぎると神経を取る治療が必要となることがあります。
しばしば歯が抜けてしまったり抜く必要が生じることがあります。
歯周病の治療法Treatment
歯周病治療は、歯周病ができるだけ進行していない状態で治療を開始することが大切です。
進行した歯茎はむし歯のように人工的なもので置き換えていくことができません。進行を抑えることはできますが、もとの歯茎の状態にはもどりません。
歯周病が進行する前に治療を開始することで、患者さんの負担を抑えることができますし、治療後の予防もしやすくなります。
歯周病治療のポイント
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治療期間が長くなりやすい
治療期間は数ヶ月かかります
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治療目的は現状維持から悪くしないようにする
治療開始は早いほど良い結果がでます。
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30歳から進行しやすい
歯周病は年配の方の病気ではありません。
30歳を超えるとホルモンバランスの変化による免疫力低下がおこり、歯周病にかかりやすくなります。
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再発しやすい
歯周病は治療が終わっても、歯ブラシや生活習慣を維持していかなければまた再発しやすいです。
歯周病が進行する前に
治療することのメリット
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歯周病が軽度であれば治療の痛みが少ない
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歯周病が軽度であれば治療回数が少ない
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歯周病が軽度であれば治療期間が少ない
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高い治療費がかからない
歯周病治療の流れFlow
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問診
- 生活習慣、全身状態の問診
- 応急処置（必要に応じて）
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お口の中の検査
- むし歯検査
- 歯周病検査
- レントゲン
- 口腔内写真
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検査結果の説明
- むし歯のリスク、歯周病のリスクの説明
- 治療のカウンセリング
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基本治療
歯ブラシ指導と歯石の除去を行います。
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再評価、治療計画
治療でどのぐらい状態が改善されているかを評価します。またむし歯やセルフケアを妨げている被せ物、見た目が気になっている部位の改善を行います。
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むし歯の修復、
歯のないところの補填お口の中の状態を悪くしていた原因を除去を終え、精密な治療を行える状況ですので、質の高い治療が行えます。できるだけ歯に優しい治療を行います。
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再評価
- 検査（歯周病検査・口腔内写真を用いて、治療でお口の中がどのように改善したか再評価します）
- メンテナンスの説明（メンテナンスの内容や間隔について説明）
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メンテナンス
新たにむし歯や歯周病が生じていないかを発症が、ご自身でのケアができているかの確認をします。
（歯周病精密検査・セルフケアの確認・PMTC・フッ素塗布）
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