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予防歯科Preventive Dentistry
予防歯科ってどういうこと?Preventive Dentistry
実は多くの歯科医師でも予防歯科の意味を
明確に答えることができません。
予防とは
予防には特別な器材や薬剤は必要ありません。予防と治療を区別することは意味がないのです。
多くの歯科医師が、予防とは定期的なメンテナンスに来ていただき、むし歯の進行や歯周病を進行させないようにチェックし、クリーニングをすることと考えております。
決して間違っていません。
ただこれだけが予防ではありません。
健康の定義とはいったいなんでしょうか?病気の定義とはいったいなんでしょうか?
この二つに答えはありません。WHOの健康の定義を調べると「病気や虚弱でないというだけでなく、肉体的、精神的、社会的に完全な状態」としています。このような人が世の中にいるでしょうか?これでは現代ではみな病気となってしまいます。
健康=病気でないこと
病気=健康でないこと
このように定義すると健康と病気は相対的な関係となります。まったく真逆というわけではなく連続的な関係です。
病気と健康の境界線はあいまいなものです。では、どうしたらよいのでしょうか?
それは患者様に治療が必要かどうかということを常に考えることが大切です。
診査、検査でだけでは病気はわかりません。病的な状態であるということがわかるだけです。そもそも病気があいまいなのですから。
そこでこのように考えます。
病的=病気=要治療
病的でない=健康=要予防
ただでさえ、病気があいまいなのですから治療と予防の違いもあいまいです。
毎日、歯ブラシをしているのにすぐにむし歯や歯肉炎になっていないでしょうか。問題が起きたときだけ歯科医院に行って治療を繰り返していないでしょうか。
歯の治療は放っておくと自然に治るということはありません。ご自身の歯を失いながら人工材料を用いて補っているだけなのです。
歯は治療を繰り返すほどに寿命が短くなっていきます。しっかりと原因を除去しなければむし歯や歯周病は改善しません。
ということは原因をしっかりと除去することができればお口の健康は守れるのです。
正しい知識と技術があればむし歯や歯周病は改善できます。またよい状態を維持し続けることができます。
これは予防であり治療と考えます。
予防歯科のおおまかな流れ
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検査
お口の中にある問題点を徹底分析します。
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分析
患者さん個人のリスクに合わせた治療計画。
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原因の除去
むし歯、歯周病、歯のない箇所を補うこと等を行います。
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メンテナンス
データに基づく歯を守るためのメンテナンス。
当院の考える予防歯科の流れ
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初診
- 生活習慣、全身状態の問診
- 応急処置(必要に応じて)
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お口の中の検査
- むし歯検査
- 歯周病検査
- レントゲン
- 口腔内写真
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検査結果の説明
- むし歯のリスク、歯周病のリスクの説明
- 治療のカウンセリング
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基本治療
歯ブラシ指導と歯石の除去を行います。
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再評価、治療計画
治療でどのぐらい状態が改善されているかを評価します。またむし歯やセルフケアを妨げている被せ物、見た目が気になっている部位の改善を行います。
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むし歯の修復、
歯のないところの補填お口の中の状態を悪くしていた原因を除去を終え、精密な治療を行える状況ですので、質の高い治療が行えます。できるだけ歯に優しい治療を行います。
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再評価
- 検査(歯周病検査・口腔内写真を用いて、治療でお口の中がどのように改善したか再評価します)
- メンテナンスの説明(メンテナンスの内容や間隔について説明)
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メンテナンス
新たにむし歯や歯周病が生じていないかを発症が、ご自身でのケアができているかの確認をします。
(歯周病精密検査・セルフケアの確認・PMTC・フッ素塗布)
治療、予防が終了した時が
また新たな予防のスタートラインです
日本ではまだ定期検診という習慣が定着していません。
多くの患者様はむし歯や歯茎の腫れなどの痛みがでないと来院されないことが多いようです。
また治療が終わったら通院も終わりとされる方が多いようです。
しかし、これでは歯の健康を保ち続けることはできません。毎日のセルフケアだけではむし歯や歯周病の原因を除去することは難しいです。お口の中の健康を保つためには、歯磨きを基本として歯科医院でのメンテナンスが欠かせません。
患者様には生涯にわたり、健康なお口の状態を保っていただきたいと思っております。
入れ歯等でなく健康なご自身の歯でお食事を楽しんでいただきたいと考えます。
むし歯や歯周病が治ったのに歯医者へ通院するのは面倒くさいと思われるかもしれませんが、
歯の健康を保つためには絶対条件です。
患者様にできる予防歯科Tooth Brushing
正しい歯の磨き方の説明をさせていただきます。
お口の中の状態によって異なることもあります。参考にしていただき、クリニックにてご相談ください。
正しい歯の磨き方
歯ブラシをしているのにすぐにむし歯や歯肉炎になっていないでしょうか。
むし歯や歯周病の原因ははっきりしています。原因は皆さんよくご存知の歯垢と呼ばれる細菌の塊です。歯垢1g中に1,000億以上もの細菌が含まれていると言われています。このような大量の菌から生成される酸はやはり強力です。
正しい歯の磨き方ができていれば、ご家庭でも十分な予防が可能なのです。
歯ブラシの選び方
歯ブラシの寿命っていつだろう
まずはご自身の使っている歯ブラシを見てください。歯ブラシを後ろから見てブラシが広がってしまい毛先が見えない状態になっていないでしょうか。
このような歯ブラシの清掃能力はかなり落ちていますので交換時期です。
歯ブラシの交換は1ヶ月に1回くらいがの目安です。
1g中に1,000億以上もの細菌が含まれている汚れをとるということは、その細菌が歯磨き後の歯ブラシにはたくさんついていることが考えられます。
歯ブラシは毎日使い、お口に入れるものです。キレイな歯ブラシのほうがいいですよね。
歯ブラシ選びの3つのポイント
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ブラシがついているヘッドはコンパクトなもの
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持ち手はまっすぐのもの
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毛の硬さはやわらかめ
これらに当てはまるものを選んでください。ただし、お口の状態によっては上記に当てはまらないこともあります。
ブラッシング法
磨いているけど磨けていないことがしばしば見受けられます。
汚れは歯ブラシの入りにくい場所に残ってしまいます。正しいブラッシングでなければ、やはりむし歯や歯周病になってしまいます。
では、どんな所に歯の汚れはついているのでしょうか?
汚れのつきやすい場所とは…
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歯と歯の間
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歯と歯ぐきの境目
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歯の噛み合う面の溝
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奥歯の裏側
ブラッシングする際の3つのポイント
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持ち方
歯ブラシは鉛筆を持つ時のように持ちましょう。
過度な力が入りにくく、細かい動きをしやすい持ち方です。 -
歯ブラシをしていく順番
磨くルートをを決めてください。
ルートを決めることで磨き残しが無いようにすることができます。右いって、左いってといったバラバラな磨き方では取りこぼしが生じます。
一筆書きの要領でみがくと、磨き残しの心配がありません。 -
歯ブラシを当てる方向
- 01
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歯と歯ぐきの間に歯ブラシの毛先を入れ、斜め45°に歯ブラシを当ててください。 小刻みに左右に動かします。それぞれの当てた場所で
10回から20回動かすのが目安です。小刻みがポイントで豪快に磨いてしまいますと細かな隙間にも毛先が入りにくくなります。 - 02
- 前歯の表側は、歯と歯の間を意識して左右に動かしてください。
前歯の裏側は歯ブラシの方向を縦にして一本を丁寧に磨くようにしましょう。 - 03
- 前歯の裏側は、一本ずつ歯ブラシを縦に使い、かき出すように磨きます。
補助的な歯ブラシ
磨きにくい部分に補助的な歯ブラシを使いましょう。
歯ブラシがで磨き残しやすい部分である歯と歯の間にはデンタルフロスや、歯間ブラシを併用すると効果が20パーセント増しとされています。
デンタルフロスの使い方
フロスの使い方はまず指の先から肘までの長さぐらいにフロスを切って、指に巻いて歯と歯の間に通す方法が一般的です。
反復してスライドさせて使用すると、うまく歯と歯の間に入ります。
歯間ブラシの使い方
歯間ブラシも歯と歯の間の清掃に用います。
歯と歯の間に広く隙間があいてしまっている方が使用します。
針金にナイロン毛をつけたものなので無理に歯茎に入れると隙間が大きくなってしまう可能性があります。
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